思案中

あなたの暇つぶしになれば

2023年 大晦日にやる今年の反省的なやつ

2023年が終わっちまった

 2023年も無事に過ごすことができて良かった。と思ってPCに打ち込んだが、冷静に考えてみれば全然無事ではなかったなと思った。正確には「生き延びた」というべきであろう年だった。来年はどうなるのだろうと既に不安である。たしか去年もそうだった。お正月という大変めでたい明日を控えているのに、休み明け以降の日々を思わずにはいられず、それに対して不安しかなかった。ベテラン喫煙者の肺とタメをを張れそうなドス黒い何かで、肋骨の中が埋め尽くされる。なお、そのどす黒い何かは人によっては行動の原動力として利用できる場合もあるが、私がそんなガッツのある人間であるはずもなく、それは私にとってはひたすらに神経と脳のリソースを食うだけの放射性廃棄物のようなものだった。そんな去年と比べればだいぶマシだが、やはり不安は不安である。堕落した人生を歩んできたツケなのであろうと思うが、それは百も承知だが、どうにかならないだろうか。

 

2023年の年末

 実家では正月のために餅米から鏡餅を作るのだが、今年は既製品で済ませてしまうようだった。個人的には、丸めたお餅が机一杯に並んで乾くのを待っている様子が、風物詩になっちまえと思う程度には好きなので少し残念だった。しかし私も中学や高校の同級生と忘年会をしたりとあまり時間をとれなかったので、遊び呆ける私の立場からそんなことを言うのはおかしいなと思い、親には特に何も言わなかった。

 そういえば久々に友人達にあった件についてだが、私は以前にどれほど親しくしていた人間にでも、一定時間を置くとどのように会話をすれば良いか分からなくなってしまう人間なので、忘年会ではほとんど聞き役に徹した(断じてその人を嫌いになったわけではなく、本当にどう接するのが正しいのか分からなくなるのだ。)。特に困ったのは中学メンバーとの同窓会で、皆と会うのは4年ぶり。さらに隣が女性陣ときた。ただでさえ会話が苦手なのに、さらに女っ気のない人生を歩んできた私なので、どのようなテンションで、どんな質問をし、どうすれば楽しく盛り上げられるのか、必死に脳みそを回すも全く機能しなかった。相手から話を振ってくれても上手く返せないので会話が続かない、盛り上がらない。まじでゴメンと思った。幸い、トイレから戻ってきたタイミングで男メンバーが固まって席に着いており、そちらから声をかけて貰い移動することができた。ところが、男メンバーの会話に入れたものの、ここでも上手く話せない。マシンガントークで常に会話を引っ張り笑わせてくれる奴がいたからだ。結果、でしゃばって微妙な雰囲気にするよりも聞き役に徹するべきだと思い、皆と一緒に笑った。耳から入ってくる音を脳で処理するだけなので、さすがの私でも皆と楽しく笑えた。皆が元気だったし楽しい時間が過ごせて良かったが、もう少し会話に加われるようになりたい。もっと皆と近況報告をしたかったが、結局私は笑うことしかできず、90分後に皆と別れた。

 

2023年のフワッとした反省

 一言で表すと「中途半端」、がぴったりな一年だったと思う。晩秋頃からアホみたいに忙しくなったが、1年全体で見ると余裕がある時もあった。一昨年も去年もよく生きてたなというような状態だったので、その時に比べればだいぶ良い方向に進んでると思っている。しかし、やはりハードなときもあってしんどい。メンタルケアをしないまま2年と半年以上が経過したので、状況が改善してるはずなのに受けるダメージが大きいなんてことが多かった。メンタルケアに真剣に取り組んでまずは快復を図るべきだったかもしれないし、しんどさの元凶を絶つために全力で仕事をこなして自信をつけるべきだったのかもしれない。私がとった選択はどのどちらでもなく、無理をしないで上手く仕事をやりきるというものだった。だが、経験の浅い私にそんな器用なことが出来るはずがなかった。結果、無理をするべき時に必要な無理をしなかったために、本来ならいらない無理をする事態になるという、自業自得なこじれた結果となったりした。そしてそういう自分が嫌になってまたダメージを受けるという自分がまた嫌なのである。ほんと勘弁してくれ。

 

2024年のフワッとした方向性

 上手くやろうとするからいけない。それが仕事納めの28日から今年の自分を振り返って出した答えだ。手を出すなら責任が取れる範囲でやれ。色々挑戦しろとか経験しろとか世間は言うが、その言葉は私のような不器用な奴に向けられるものではない。私は自分を高くお見積もりしていたようだった。本当の自分は残念な奴だったが、本当の自分を知れたのは大きな一歩だ。と思うこととして、この反省を活かして、せめて来年は今よりもマシになっていなければならない。私は計画性もなく何でもかんでも手を出すからダメなのだ。まずは絞る。絞ることで限りある自分の時間や集中力を確実に投下し、確実な成長を感じたい。対象は以下の3つだ。

・仕事

・小説

・筋トレ

 まずは仕事。これが最優先。これが良くも悪くも全ての源泉だ。仕事ができればハッピーだし失敗すれば腹切りのつもりで全力謝罪と全力反省をする。仕事ができないと人権が無くなるので、まずは死ぬ気で頑張ろうと思う。目指せ市民権の獲得。

 次に小説。とりあえず私が好きで頭にも良さそうなものとして小説。これを無くしたたら生きる意味が無くなる。面白い小説を沢山読みたいし読んだ本が棚に並んで増えていくのは謎の満足感をくれる。今年も沢山読むぞ。

 最後に筋トレ。筋トレが最強のソリューションとか言われてるが、たぶんそれは選ばれし人だけだ。しかし科学的な効果は認められているし、私もジェイソン・ステイサムのことは格好いいと思っている。筋肉を味方したい。

 

最後に

 仕事が出来ない奴はワークライフバランスを実践することはもちろん、それを語る資格もないじゃん、と気づいたところです。たぶん、若い頃にいかにバランスを崩して余裕を作りだすかor余裕を作り出せる人間になれるよう努力できるか、これが出来るやつが将来的にワークライフバランスを実現できるのでしょう。つまり、バランスを取るためにバランスをとるな、ということです。一部の優秀な人を除き、凡人とそれ以下の人間にとっては、これが真理なんだろうと思いました。でも本当は真理じゃなきゃいいなと思ってます。

 仕事頑張ろー。